ついにotherworld(異世界)も含めてしまった、「世界を旅するカルトナージュ」です。「ここではないどこか」にだって、どこへでも行きましょう!
というわけで、異世界第一弾は「不思議の国」です。「アリス」はモチーフとして面白く、今後も制作アイデアがありますので、増やしていきたいところです。
カルトナージュとシャドーボックス・デコパージュの技法を組み合わせて、『不思議の国のアリス』のファブリックパネルを作ってみました!💐
コルクボードにカルトンを貼り付けてから時計の柄の布をカルトナージュの要領で貼り、リボンやメタルパーツを配置してアリスの世界観を表現してみました。
真正面からだと分かりにくいですが、左のアリスのイラストは、背景+アリス+外枠の三枚重ねで立体感を出しております。これが、なんちゃってシャドーボックス・デコパージュぶぶんです。
イラストですが、1907年に『不思議の国のアリス』がロンドンで出版された、挿絵画家アーサー・ラッカム版のイラストです。下記のウェルカムボードはテルエル版のイラストですね。
著作権切れでパブリック・ドメインになっているので、作品の一部として使わせていただきました。
【サイズ】
たて:18.3cm(+吊り金具部分1.4cm) よこ: 26.8cm 厚さ:約2㎝ 重さ:235g
友人の結婚パーティのために、カルトナージュの技法で制作したウェルカムボードです。
お題は「不思議の国のアリス」ということで、思考錯誤しながら作りました。
ベースは、コルクボードにアンティーク時計柄の生地を貼って、その上にレースのリボンやキラキラするラインストーンを散りばめました。お花は市販の飾りを利用しています。
WELCOMEの文字の横にちょこんとアリスや時計うさぎがいます。右肩にはアンティークっぽい鍵があったり、左下のフレームにはアリスのお茶会のシーンの挿絵があったりと、「不思議の国のアリス」にこだわって制作しました。
カルトナージュをやっていて、友人の晴れ舞台に彩を添えられる日が来るとは思ってもみませんでした。喜んでもらえて、とても嬉しかったです。
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Cartonnage making, texts and photos
by Ai Imada