まだ南米大陸には実際に足を踏み入れていませんが、コンゴウインコという鳥はアマゾンの熱帯雨林に生息しているということで、ブラジルのページでご紹介。南米大陸付近の古地図の箱も加わって、ジャングルを冒険している気分で!
正方形の紙製カルトナージュです。大航海時代の古地図を模したラッピングペーパーで作りました。
天面には「nouvelles Espagnes=新しいスペイン」と書かれていることから、大航海時代の南米大陸、今のペルー、コロンビア、ブラジルの辺りの地図と思われます。
側面には、「Brazil =ブラジル」の文字も見えます。その先に広がる海は、大西洋ですね。
。写真に写っていませんが、内側の底部分はエチオピアの辺りが描かれています。
内側底面にはエチオピアの文字。この辺りはアフリカ大陸ですね。ちらりと象の姿も。世界地図なので範囲が広いのですが、一番目立つ場所からBrazilのページに置きました。
古地図柄は、なんだかワクワクします。もちろん、当時の地図なので正確性には欠けますし、植民地支配のことを考えるとなんだかヨーロッパからの上から目線も感じてしまいますが、これはこれとしてデザインを楽しんでいただければと思います。
たて×よこ:10.5*10.5(10.0*10.0)cm
高さ:9.8(9.5)mm、 重さ:116g 、*()内は内側の値。
鮮やかな色合いの美しい羽を持つ、コンゴウインコの丸箱です。
(※先日まで「オウム」と書いていました。調べたところ、コンゴウインコで、インコの仲間でした!)
生地は学生時代にハワイへ一人旅した際に、ローカルバスで向かった地元の方御用達の手芸店で見つけたものを使いました。
豊かな自然がそのまま布になったような生命力あふれる柄を、ひと目で気に入りました。二羽のインコは、ちょっとだけ顔が違うのですが、お分かりになるでしょうか?
ナショナルジオグラフィック誌(Web版)のコンゴウインコの記事によれば、カップルはいつも一緒に行動しており、このカラフルな体は、実はジャングルの木々にまぎれると目立ちにくいんだとか。
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Cartonnage making, texts and photos
by Ai Imada