ブレード、リボン、レースなどは、カルトナージュを引き立てるアクセサリーのようです。うまく使えば、作品がワンランクも2ランクもアップする素材です。
一般的な違いとして、ブレードには、表と裏があります。縁飾りなので、結んだりするのには向いていません。ブレードは、裏面は平らですが、表は凸凹(でこぼこ)しています。
一方、結んで使うこともできるリボンには、基本的に裏表がありません。平たく長い生地、といった感じです。ただし、工芸品で表裏のある織物としてのリボンも存在します。
種類にもよりますが、レースにも裏表はなく、こちらも飾りの要素が強く、結んで使うことはありません。白や生成りの糸を織ることで繊細な模様を成します。
カルトナージュをいっそう豪華に引き立てるのが、ブレードやリボン、レースです。個性的なブレードなら、無地の布を使って箱を作ってもじゅうぶん主役が務まります。
ブレードは、箱のフタ部分の縁取りに使います。色使い次第で、デザイン上のアクセントにもなります。同系色のものを持ってきてもいいですが、補色をもってくるとビシッとデザインを引き締めてくれます。金や銀のブレードでゴージャス感を出すのも素敵です。
レースやリボンは、装飾の他、リボントレー、ペルメルなどを作る際にも使います。いろいろと応用が利きますので、どのように使うのか考えるのも楽しいです。
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上記の写真に写っているいくつかのブレード、リボンは、ロンドン(英国)とバルセロナ(スペイン)で見つけたものです。旅行先の手芸店の紹介は、ブログに掲載しています。
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Cartonnage making, texts and photos
by Ai Imada