ブレード、リボン、レース:カルトナージュの材料


ブレード、リボン、レースなどは、カルトナージュを引き立てるアクセサリーのようです。うまく使えば、作品がワンランクも2ランクもアップする素材です。

 

ブレード、リボン、レースはどう違う?

ブレード、リボン、レース_カルトナージュの材料
ブレード、リボン、レース_カルトナージュの材料

一般的な違いとして、ブレードには、表と裏があります。縁飾りなので、結んだりするのには向いていません。ブレードは、裏面は平らですが、表は凸凹(でこぼこ)しています。

 

一方、結んで使うこともできるリボンには、基本的に裏表がありません。平たく長い生地、といった感じです。ただし、工芸品で表裏のある織物としてのリボンも存在します。

 

種類にもよりますが、レースにも裏表はなく、こちらも飾りの要素が強く、結んで使うことはありません。白や生成りの糸を織ることで繊細な模様を成します。

 

ブレード、リボン、レースはどう使い分ける?

カルトナージュをいっそう豪華に引き立てるのが、ブレードやリボン、レースです。個性的なブレードなら、無地の布を使って箱を作ってもじゅうぶん主役が務まります。

 

ブレードは、箱のフタ部分の縁取りに使います。色使い次第で、デザイン上のアクセントにもなります。同系色のものを持ってきてもいいですが、補色をもってくるとビシッとデザインを引き締めてくれます。金や銀のブレードでゴージャス感を出すのも素敵です。

 

レースやリボンは、装飾の他、リボントレー、ペルメルなどを作る際にも使います。いろいろと応用が利きますので、どのように使うのか考えるのも楽しいです。 

ブレード、リボン、レースを使ったカルトナージュの例

  •  左:エストニア・パターンの紙のカルトナージュ
    • フタの縁に白いブレードをあしらいました。ブレードのオーソドックスな使い方です。
  • 中央:ハワイアン・コースター
    • 日本の伝統工芸品、組紐(くみひも)をブレードのように使った作品。コースターの厚さと組紐のhと差がちょうどよく、縁取りに使いました。
  •  右:あしあとリボンの名刺入れ
    • 『肉球雑貨ホワイトアンドピーチ』様とのコラボ作品。わんちゃんのあしあと柄のリボンをあしらった名刺入れです。リンク先は楽天のショップです。

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上記の写真に写っているいくつかのブレード、リボンは、ロンドン(英国)とバルセロナ(スペイン)で見つけたものです。旅行先の手芸店の紹介は、ブログに掲載しています。

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