フランスは、カルトナージュの発祥の地ともいわれています。本場のアンティークの生地もさることながら、エッフェル塔やパリのマップなどが柄になっているオシャレな生地で通ったものなどを集めました。
エッフェル塔が印象的な、長方形の布箱です。フランス語は読めませんが、調べたところによると「パリの手芸屋さんの広告」のようです。
この柄に合わせて、ちょうど良い大きさの箱を作りました。
色合いも紺と暗めの赤で落ち着いた感じです。メインの生地にぴたりと合う、サイドの紺無地が自宅にあったのは奇跡でした。
内面底にも同じ生地を貼って、布箱を開けた時も喜びを感じられます。
折りたたみ式のカルトナージュです。
4隅のリボンをほどくと平らになり、A4のクリアファイルに入る薄さ、大きさになります。
外側は大きめの白いガーベラ柄がモダンな印象。内側には"パリの地図”を模したプリント生地を使いました。作り方は、写真付きで公開の予定です(ただいま編集中!しばらくお待ちください)
また、おなじ生地で両面カードケースもセットとして作ってみました。どちらも封筒に入れて郵送できるサイズなところがミソです。
フランス風のカルトナージュを作りたい時におすすめのュ本と生地をご紹介します。
「トワル・ド・ジュイ(Toile de Jouy)」とは、ヴェルサイユに程近いパリ近郊の町、ジュイ=アン=ジョザス(Jouy-en-Josas)の工場で生産された生地のことです。フランス語の「toile」は布や布地のことで、「Jouy」 が生産地の地名です。
トワル・ド・ジュイは、18世紀に人気を博したフランスの伝統的なプリント生地として広く知られています。典型的なのデザインとしては、白地に赤や青で人物、田園風景がプリントされた生地がありますが、初期の頃は植物モチーフのものが多く、プリントの技術革新があるにつけてさまざまなデザインを扱うようになっていきました。
そんな特別なエレガントさと華やかさを併せ持つ、トワル・ド・ジュイを主役にしたカルトナージュ作品集です。眺めるだけでも楽しめます。
メガネケースやパスケースなど身近な雑貨の作り方も紹介されています。普段何気なく使うものがトワル・ド・ジュイだと、優雅な気分になれますね。
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Cartonnage making, texts and photos
by Ai Tabata