基本的なカルトナージュの制作の道具は、以上の4種類です。
カルトナージュ制作において必要な道具をまとめました。この道具ページでは、カルトナージュを作る際に「消耗されないもの」を「道具」としてご紹介しています。
のりやテープ類など、消耗するものは「カルトナージュの材料」として扱っています。
もはやカルトナージュには必須の”3種の神器”です。
カッターは力を込めますので、グリップがしっかりしたものを。さりとて、細かい作業をするので、あまり太いものを選んでも使いにくい・・・。ご自分の手になじむものが一番です。
定規は、30cmくらいはほしいところ。写真のようにメモリに対して垂直にガイド線が入っていて、透明なものがよいでしょう。直角や直線を製図するときに頼りになります。
カッターマットは必須です!くれぐれもカルトンを机の上で直に切らないように...
★ここがポイント!!★
カッターマットはA5~B4位とサイズが豊富です。ご自分の机や作業場所に適した大きさを選びましょう。
すこしずつ切ったり、カルトンを回転させて切ったり、あるいは自分が移動したりすれば、大きいマットでなくても大きな作品は作れます。
写真右から、1~4の異なる種類のハサミです。
★ここがポイント!!★
布用ハサミで紙を切ると、刃が荒れて使えなくなってしまうので、かならず「布用」「紙用」の2種類は用意しましょう。
逆に、紙用のハサミでは、なかなか布は切ることができません(多少は切れます)。切れた場合でも切り口がギザギザになってしまうことが多いです。裁ちばさみ(布用のハサミ)はピンからキリで、2万円位する高級品もありますが、とりあえず100均の使いやすい大きさの物から使ってみるのがいいでしょう。
ボンドを塗って貼った布を、乾くまで固定するために使います。補助用の厚紙とは、クリップの跡がつかないように、クリップとカルトンの間に挟む厚紙のことです。カルトンの端キレで構いません。
クリップも、カルトンの厚さや形状に合わせて、何種類かあると便利です。
★ここがポイント!!★
ぶっちゃけ、固定できれば洗濯ばさみでOK。はさむ部分の跡がつかないようにするのも、布の端キレをまいてはさんだりでもいいです。広い面積のものは辞書などの下敷きにして一晩おいておいたりします。
「形をキープしながらノリが乾くまで固定」できればOKなので、丸箱などは必要に応じて輪ゴムをまいてみたりして工夫するといいでしょう。
丸い形にカルトンを切るときに使う便利な「円カッター」です。
コンパスの先にカッターの刃がついているような構造です。
写真の円カッターはZ=Gが実際に使用しているものですが、母のお下がりですので○十年前のものと思われます。今はもっと、コンパクトで扱いやすいものが販売されていると思います。
★ここがポイント!!★
2mm以上の厚いカルトン、直径10cm以上の円を切るときに重宝します。
直径6cmくらいまでの円なら、手で切ったほうが小回りが効くので、かえってキレイに切れる気がします。
扱うときに結構力を入れますので、怪我をしないように注意して使ってください。しっかりとした円カッターでないと、厚いカルトンは切れません。対応出来る紙の厚さをよく確かめてからお求めください。
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Cartonnage making, texts and photos
by Ai Imada